急成長するインドで、
金型部材のシェア拡大を狙う

海外営業担当

海外本部 海外部 Daido D.M.S India Pvt.Ltd.出向

2018年入社
  • 海外で企業相手の仕事の醍醐味を体感

    学校卒業後は日本でホテルマンとして働いていたのですが、英語や海外のお客様への対応スキルを高めようと海外の旅行会社に就職。オーストラリアやマレーシアで12年ほど働いた後、当社の子会社であるダイドーディーエムエス(マレーシア)に現地スタッフとして転職しました。まったく未知の分野の営業職だったので最初は苦労しましたが、金型部材という製品の奥深い魅力やお客様からの感謝の言葉などを通して、この仕事の面白さを実感しました。何より企業相手の仕事の醍醐味に魅せられましたね。仕事のスケールも大きく、会社を代表してお客様と向き合うことが大きなやりがいにつながりました。その後、当社に入社し海外部に1年半ほど勤務した後、約5年前からダイドーディーエムエス(インド)で出向社員として働いています。

  • インドでは「なんでも屋」という役割

    ダイドーディーエムエス(インド)はニューデリー近郊のファリダバード(北部)、バンガロール(南部)、プネ(西部)の3拠点に倉庫・工場を保有し、工具鋼を切断・加工してインド国内のメーカーに供給しています。ローカル社員は50名ほどで各拠点に一人ずつ日本からの駐在員が派遣されていて、私の担当は北部です。お客様は約95%がインド人ですね。メインとなる業務は現地営業担当と同行しての大同材の提案・アピールや価格交渉、鋼材の出荷のリードタイム調整などの営業業務です。それに加えて日本とやりとりする鋼材の発注、工場での機械修理や安全・改善指導、困っている部署へのサポートなども手掛けており、いわば「なんでも屋」でしょうか。ローカルスタッフとのコミュニケーションを大切にしながら、当社の会社方針をしっかり現場に伝えて工場や事務所がスムーズに稼働するよう全体をマネジメントしています。

  • 経営的な視点からインド市場を攻略

    また現在は決算書を見ながら会社の経営戦略を策定する仕事にも携わっています。インドは人口が世界一になり、GDPも世界第5位、自動車の販売台数も日本を抜いて伸び続けるなど、金型の市場も急速に拡大しつつあります。こうしたビジネスチャンスがある中、欧米メーカーなどの競合に打ち勝ち、いかにシェアを拡大できるかが大きな経営テーマです。当社の強みは単に鋼材を販売するだけではなく、金型に関わるトータルソリューションを提案できる点です。販売後も必要な熱処理・表面処理をサポートするマーケティング戦略を徹底することで、売上を大きく伸ばしたいと思っています。今後もこうした経営の経験を積みながら、将来は海外法人の経営企画に関わることで会社の収益拡大に貢献できればと考えています。

学生の方へのメッセージ

「海外に飛び出して活躍したい!」と思う方には自分をアピールできる会社だと思います。当社では海外営業、海外勤務というキャリアの門戸は開いています。私の経験から確信をもって言えるのは、海外でのビジネス体験は日本では経験できないことが多く、必ず自分自身を大きく成長させてくれるということ。ぜひ当社で海外にチャレンジしてください!

意外と快適な「インドの暮らし」

妻と2歳の子どもとデリーで暮らしています。インドは子どもに対しては日本より優しく、困った時に手を差し伸べる文化なので、子育てでは非常に助かっています。またお客様から「息子の結婚式に参列してくれ」というオファーを受けることも多く、豪華絢爛なインド流の結婚式も体験。家族でリラックスしながら、インドという異文化を楽しんでいます。

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