自分の手掛けた製品が、
お客様の工場で役立つ姿に感動

工場技術担当

生産本部 生駒工場 業務室

2006年入社
  • EDS(エコノミック ダイ チェンジシステム)と呼ばれる装置を設計・製造

    大学は情報学部だったのですが、就活時に所属していた研究室の教授から当社を紹介されました。当社について調べていく中で「金型は絶対になくなることがない」と聞いて安定した業界なのだとわかり、材料から加工、熱処理・表面処理まで幅広く行っていることに魅力を感じ入社しました。また大同特殊鋼グループなので福利厚生も充実していて、寮・社宅制度が手厚いことも決めてのひとつになりました。入社後は工場で鋼材の様々な加工業務に関わりました。2面フライス、ラジアルボール盤による穴あけ、サーフェイス研磨などの作業や工作機械の操作、加工プログラム(CAD/CAM)など、体験した業務は多岐にわたります。その後、2023年1月に生駒工場の業務室に異動し、今はEDSダイセットと呼ばれる機械加工製品の設計・製造を担当しています。EDSダイセットとは金型をプレス機に取り付けるための装置で、上型と下型の位置関係を正しく保ち、かつ簡易に金型を交換するために使用します。

  • お客様との打ち合わせから設計、製造、据え付けまで すべてに関わります

    仕事ではEDSダイセットの設計・製造の一連の流れに携わります。営業に同行してのお客様との仕様打ち合わせから始まり、打ち合わせ内容に基づいた設計、見積、工程設計、加工材料や部品の手配、外注製作品の検査・組立を経て出荷し、お客様の工場での立会まで行います。やはり自分が中心となって打合せを行い設計した製品が徐々に出来上がっていき、完成品になるところを見るとやりがいを感じますね。また初めて自分が最初から最後まで携わった当社独自のダイセット「スターEDS®」がお客様の工場の設備にセットされた時のことは特に印象に残っています。セットした後に動作確認を行ったのですが、いよいよお客様の工場で役立つ時を迎えたのかと思うと、感慨深い気持ちになりました。お客様からも感謝の言葉をかけていただき、本当に嬉しかったです。

  • 目指すのは、改善が提案できる設計技術者

    まだまだEDSダイセットの設計者としては半人前です。今は上司が過去に設計したものに対して手を加え仕様変更する程度の作業しか行えていません。設計に関しては覚えることが多くまだまだ勉強中で、特に材料についての知識が不足しています。様々な加工業務に携わっていたので少しは理解しているのですが、剛性や素材特性などをしっかり把握する必要があります。新しい製品に関してゼロから設計を行い、お客様に改善の提案ができる設計技術者になることが目標です。39歳から設計の仕事について2年、私にとっては新たな分野へのチャレンジです。モノづくりの醍醐味を体感しながら、挑戦を楽しんでいきたいと思っています。

学生の方へのメッセージ

私の所属部署では、お客様との打ち合わせから設計・組立まで製品の最初から最後まで関わることができます。もちろん当社は材料から加工、熱処理・表面処理まで行っている会社なので様々な部署があり、どんな仕事でもやりがいがありますし、自分を成長させることができます。少しでも興味のある分野があればぜひ会社説明会に参加してください。

テレビで話題の「大阪飯」でリフレッシュ

土日が休みなので、月1回ほどテレビで紹介されたり、ネットで話題になっている美味しいものを大阪に食べに行きます。粉ものやうどんなど、大阪飯が多いですね。美味しいものを食べると、心身ともにリフレッシュできます!

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